
スウェーデン語は日本人としてはなかなか触れる機会のない言語です。そんなスウェーデン語の翻訳が突然必要になったらどうしますか。
ここでは個人で出来るいくつかの方法をご紹介します。
スウェーデン語とは
スウェーデン語はスウェーデンを中心に使用されている言語です。周辺国のノルウェー語やデンマーク語とも似ており、例えばスウェーデン語とノルウェー語で会話してもお互い大体の意味は理解できるようです。
文字は英語と同じアルファベットA~Zに、Å, Ä, Öの3つを加えた29文字あります。書きでは英語に似た単語が多くありますが、発音は英語とは異なるため、英語を理解する人でも聞き取るのは難しいです。
文法は英語とほとんど同じです。ただし、スウェーデン語の特徴として名詞と冠詞(名詞の前につけ、数・性・格などを示す語。)の変化が多く、さらに形容詞も冠詞によって変化するため、習得するのは容易ではありません。
Google translateを使う
おなじみGoogle先生です。ご存知のとおりですが翻訳技術はあまり信頼ならないです。
ですが、WEB上でコピペをしたり、Google機能の翻訳ボタンを押すだけで簡単に文章の翻訳ができます。内容は多少信頼出来ないことを割り切り、概要を掴むために使うなど利用のポイントを絞れば使えます。
もし英語が分かるのなら、スウェーデン語←→英語の翻訳で利用してみるのも一つです。スウェーデン語←→日本語よりも多少ですがマシです。
残念ながら現在ネット上では日本語←→スウェーデン語の使いやすいサイトを見つけられません。Google translateはその中でも文章全体で翻訳をしてくれるので敢えて挙げてみました。
スウェーデン語←→英語の辞書を使う
ネット上にあるスウェーデン語←→英語のおすすめの辞書はこちら。
The People’s Dictionary
おすすめの理由は単語の品詞(動詞・名詞・形容詞など)が出ること。動詞・名詞などの活用が出ること。例文が出ることなどです。
スウェーデン語の辞書を使う
スウェーデン語が多少理解できる方はスウェーデン語←→スウェーデン語辞典を使う方法もあります。つまりは日本の国語辞典のようなものです。スウェーデン語の単語を簡単なスウェーデン語で解説してくれます。
ネット上にあるスウェーデン語←→スウェーデン語のおすすめの辞書はこちら。
Lexin
こちらも単語の品詞(動詞・名詞・形容詞など)が出ること。動詞・名詞などの活用が出ること。例文が出ることなどでおすすめとして挙げました。
また、少しわかりずらいですが、単語の検索結果の右に出てくる「LYSSNA」という部分を押すと、実際の発音を聞くこともできます。ちゃんと人の声で録音してある、信頼できる発音です。
プロの翻訳家に依頼する
もちろん費用は発生しますが、内容によってはプロに依頼するのも一つの手でしょう。
細部まで理解する必要のある重要な書類や、出版するスウェーデン語小説の翻訳などはプロにお願いする案件かと思います。
まとめに
スウェーデン語の翻訳は実際面倒です。私も実際ビザ申請の時に苦労しました。。
でも、これらの方法を組み合わせれば大体の意味は理解できるはずです。これからウェーデン語を翻訳しなければならない、という方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。