
2月にスウェーデンに観光で訪れようと思っている方へ。その行為はチャレンジャー過ぎますよ!
今回は2月のスウェーデン旅行を検討している方に、そのデメリットをお伝えしたいと思います。
もくじ
2月のスウェーデン観光のデメリット
2月のスウェーデン観光がどんなものになるのか、お勧めできない理由をまとめていきます。
寒い
なんといっても2月は寒いです。日によって気温は大きく変わりますが、2月のスウェーデンの平均気温はマイナス1℃です。また日によってはマイナス20℃というとても寒い日があったりします。
さらに雪も降るため、ストックホルムの観光地ガムラスタンなんかは下が石畳で坂が多いためにとても滑ります。危険です。
観光地ガムラスタンについてはこちら→体験レポート!ガムラスタン~最も有名な観光地~
暗い
夏のスウェーデンは白夜が見られ、北の地域では日が沈まない日があります。逆に冬のスウェーデンは極夜と言われ日の登らない暗い時間が続きます。ストックホルムでも15時くらいになると暗くなります。
スウェーデン人が街から消える
寒い・暗い冬のスウェーデン。そんな時期を多くのスウェーデン人たちは家の中で過ごします。そのため、街からは人影が激減します。レストラン・バー・観光地、どこへ行っても人はまばらです。
せっかくならスウェーデン人と交流したいと思っている人にはデメリットではないでしょうか。
営業時間が短くなる
冬は早く日が落ち観光客も少ないため、営業時間が短く設定されています。夏時間と同じだと思って訪れると閉まっている危険があります。
多くの博物館やお店では、基本的に夏と冬で営業時間が異なるのでチェックをしておくとよいでしょう。
2月のスウェーデン観光のメリット
観光客にあまり人気のない2月だからこそ、夏とは違うメリットがあります。
デメリットの裏返しと言えなくはないですが、メリットもご紹介します。
入場料が安くなる
冬に極端に観光客が少なくなるスウェーデンでは、冬でも人に来てもらえるように入場料を安く設定している場所があります。
ノーベル賞晩餐会が行わるストックホルム市庁舎などもその一つです。冬は夏以上にお得に観光を楽しむことが出来ます。
ストックホルム市庁舎についてはこちら→体験レポート!ストックホルム市庁舎
混雑しない
他ヨーロッパからの観光客が少ないため、夏だと並ぶ名所も待つことなく訪れることができます。
待つのが苦痛・混雑が嫌い、という方にはメリットでしょう。(と言っても夏のスウェーデンでも、東京みたいに混んでいたりはしませんが・・)
航空券が安い
2月を始め冬の時期はスウェーデンへの航空券は比較的安いです。往復で5500kr(日本円:およそ69,000円)くらいで航空券を購入することが可能です。
夏だと各ヨーロッパからの観光客や、スウェーデン人のバカンスもあるため、航空券は冬の金額の1.5倍くらいになります。
航空券が安くゲットできるのは大きなメリットといえます。
オーロラが目的ならあり!
もしスウェーデンに来る目的がオーロラ観測ならば2月は十分よい時期といえます。
スウェーデンは冬はオーロラの観測地として有名な国です。気象条件的にもオーロラが発生しやすく、また観測地から街までが近いことも人気の要因なんだとか。
ただ、オーロラと観光地を両方とも!と考えている方は、日数が足りるか確認してみてください。
観光地として名高いスウェーデンの首都ストックホルムはスウェーデンでも南の方に位置します。対してオーロラが観測できるのはスウェーデンでも北の地域です。移動には国内とはいえ、飛行機が必要で時間を要します。日数が限られているのであれば、オーロラのみに狙いを定める方が無難です。
まとめに
スウェーデンは良くも悪くも夏と冬で気候も雰囲気も大きく異なります。こんなデメリットなんてなんのその!と思えるかたは2月の観光もいいかもしれませんね。
2月のスウェーデン観光をご検討の方は、まずは旅の目的をはっきりさせてみてはいかがでしょうか。