
ストックホルム市庁舎はストックホルム観光の代表的なスポットの一つです。
ストックホルム市庁舎を一躍有名にしたのは何といってもノーベル賞だと思います。毎年ノーベル賞の晩餐会はこのストックホルム市庁舎で行われ、その様子はテレビで放映されています。ストックホルム観光に来るのでしたら立ち寄りたい名所の一つです。
今回はそんなストックホルム市庁舎に実際に行って来たのでレポートを書いていきます。
ストックホルム市庁舎とは
ストックホルム市庁舎(City hall)は1909-1923年にかけて建設された20世紀の建築の傑作とも言われる美しい建物です。
ノーベル賞の晩餐会が行われることで有名で、多くの観光客が訪れます。ストックホルムに観光に来たら、訪れたい場所の一つです。場所はストックホルム中央駅(T-Centralen,Stockholm City)から徒歩5分くらいの位置にあるので、駅から徒歩で行くことが出来ますよ。
所在地: Hantverkargatan 1, 111 52 Stockholm
地上高: 106 m
建設: 1923年6月23日
時間:
金曜日 8時30分~16時00分
土曜日 8時30分~16時00分
日曜日 8時30分~16時00分
月曜日 8時30分~16時00分
火曜日 8時30分~16時00分
水曜日 8時30分~15時00分
木曜日 8時30分~15時00分
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設計: ラグナル・エストベリ
ストックホルム市庁舎 公式HPはこちら
中庭は自由に見学できる
中庭は見学料を支払わなくても自由に出入りできます。
建物はメーラレン湖に面しています。・・・というか、すっごく水に近いです。スウェーデンでは水害が少なく、水の近くに普通に建物が建っています。残念ながら写真の反対側なので、来たら実際に確かめてください。
庭はよく手入れがされています。天気のいい日はこんな所でゆっくり本でも読みながら過ごしたい。
市庁舎内と展望台は早めに入場券をゲットせよ
市庁舎内の見学ツアーおよび展望台の見学には入場券がなければ入ることができません。それぞれの回は決められた人数しか入ることが出来ないので、チケットは先に買っておきましょう。
私は8月の上旬の12時頃訪れましたが、13時30分までの回はすでに売り切れとなっていました。時間に縛られてしまいますが、チケットを先に買い、入場の時間までは別の観光地を巡るというのがおすすめです。
市庁舎内ツアー
市庁舎はあのノーベル賞晩餐会が行われる場所です。ミーハーな自分としては何としても入場をしてみたい場所でした。
チケット売り場で聞いたところ市庁舎内はツアーでなくては入場が出来ないとのこと!夏場はおよそ30分毎に見学ツアーが組まれていました。
ツアー時間については公式HPに載っています(ストックホルム市庁舎 公式HP)
カウンターでチケットを購入する際にどの言語がいいか聞かれました。正直英語もよく分からないのですが、スウェーデン語やスペイン語よりはましな英語ツアーに参加することにしました。時間は45分程だそうです。
ちなみに見学ツアーの価格は時期によって異なります。
4月~10月 → 110kr
11月~3月 → 90kr
ツアー中は撮影が自由です。次の場所の場所に移ると戻っては来れないので、写真はその都度取っておくようにしましょう。
時間に集合し早速ツアー開始です。
すると最初に一番あの場所が・・!ノーベル賞晩餐会が行われる青の間(Bla hallen)です。一番見たかった場所が一番最初に登場してしまいましたよ!
結構シンプルで狭いホールなのですが、晩餐会ではここがデコレーションされさらに1300人の人が入るのだから驚きです。ただやはり狭くはなるらしく、参加者のスペースは一人51㎝と決められているとガイドの方が話していました。
ここでは議会が行われます。庁舎だったんだな、と再認識。
こちらは黄金の間(Gyllene salen)と呼ばれています。1800万枚の金箔の入ったガラスで出来ており、その名の通りキンキラです。ここは晩餐会後の舞踏会会場として使われています。
意外にもエスニック調のデザインです。
ツアーは最後に最初に見た青の間を通って終了しました。英語かスウェーデン語がもう少しわかるようになったらもう一度訪れたいです。
展望台の見学
展望台の見学も市庁舎ツアーとは別にチケットを購入する必要があります。せっかくなのでツアーの時間に合わせ、1時間後のチケットを購入しました。
見学は大人一人50krです。40分毎に入場の回が区切られていました。
塔のてっぺんは106mです。頂上を目指して階段を黙々と上ります。
続く続く階段。
途中で石像が出てきますが、ゆっくり読んでいる余裕がありませんでした。
15分ほどかかり塔の頂上に到着しました。頂上からはストックホルム市内が一望できます。
帰りはエレベーターで地上へ。
もしかしたら行きも理由があればエレベーターを使わせてくれるかもしれません。しかし頂上までは来ていないので、最後は細い螺旋階段を登って来る必要があります。車椅子や松葉杖では厳しいと思うので訪れる際は注意をしてください。
ノーベル賞晩餐会ディナーが食べられる
私は今回お店が夏休みのため食べられませんでしたが、市庁舎地下にあるStadshuskällarenというレストランではノーベル賞晩餐会と同じ食事をいただくことが出来ます。
予約が必要なレストラン(しかも結構高い)ですが、ノーベル賞受賞者と同じディナーは興味があります。次の機会にまたトライしてみたいと思います。
おわりに
ストックホルム市庁舎内と展望台は入場できるタイミングが限られています。せっかくのスウェーデン観光ですので、チケットは早めに手に入れるようにしてくださいね。
時間を調整しながらストックホルム市庁舎とドロットニングホルム宮殿の観光をセットでやるのはお勧めの周り方です。ストックホルム市庁舎の横からボートが出ているので効率よく周ることが出来ますよ。旅行計画の参考にしてみてください。