これぞ異文化!スウェーデン独自のスタンダード

スウェーデンには移住前に2・3度、観光という形で訪れていました。ただ実際に移住してみてわかるスウェーデンのスタンダードがいくつかありました。

今回は私が移住後に知ったスウェーデンについて紹介していきます。

フィーカの文化

スウェーデン独自の文化の一つとしてフィーカ(fika)というものがあります。

友人や同僚と一緒に、コーヒーやお菓子などを食べながら1~2時間ほどおしゃべりします。仕事のあとや休日にカフェなどでちょっとだけ会うという、とても気軽な会です。

なおフィーカはとても気軽に使われるのでデートに誘われたと喜ぶのは少し早いかもしれません。スウェーデンでは男女の友達同士でもフィーカは普通に成立します。

ちなみに国際コーヒー機関(ICO)によるとスウェーデンはコーヒーの一人あたりの消費量が世界で第6位(2012年)。一日に平均8.2杯のコーヒーを飲んでいるのだとか。これもフィーカ文化の賜物かもしれません。

そうそう、若干パロディ化してもいますが、スウェーデンのフィーカを歌った曲を見つけました。その名も「スウィディッシュフィーカ」です(笑)

何が個人情報なのかわからなくなる

スウェーデンでは多くの情報を個人番号(パーソナルナンバー)で管理しています。

そのためその人の個人番号が分かれば、家族構成・住所・年齢・結婚の有無・携帯電話の番号・勤務先・年収・不動産・過去の学業の成績など多くの情報を調べることができます。年収などは普通のWEBではなく専用の場所に行って調べる必要がありますが、携帯番号や住所はWEBサイトで検索することが出来ます。

もちろん、たくさんの情報が個人番号に紐づけられているのでそれだけ便利に感じる場面は多々あります。

しかしながら、これだけ多くの情報が公開されていると何か自分の個人情報なのかわからなくなってきます。

英語は話せるがスウェーデン語が中心

スウェーデンの公用語はスウェーデン語です。

ただ、スウェーデン人は小学生から英語を勉強していることもあり、またテレビなどで普通に英語の放送がされていることもあり、ほとんどの国民がとても英語を流暢に話せます。そのためスウェーデンのほとんどの人がバイリンガル以上です。(トリリンガル、クァドリリンガルもいます)そのため旅行などは英語で乗りきることが十分可能です。

けれど移住してみて気づくことはやっぱり彼らの母国語はスウェーデン語なんだということです。例えば、スーパーやコンビニでの表記・道路表記など基本はスウェーデン語で書かれているので最低限理解できないと少々不自由です。またスウェーデン人もスウェーデン語を話す人に対して好意的です。

そのためこれから長期間スウェーデンに住むつもりであれば最低限のスウェーデン語は身に着けておくとよいでしょう。きっとスウェーデン人とも仲良くなれるはずです。

スウェーデンには移民向けの無料のスウェーデン語学校(SFI)があるので通ってみるのもいいかもしれません。

現金が使えない

スウェーデンは基本的に現金を利用しないキャッシュレス社会です。そのため多くの人が現金を持ち歩かず、最近では現金支払いができないお店も増えています。

国際決済銀行のデータによると、2016年時点でスウェーデンに流通する現金はGDP(国内総生産)の1.4%。残りの98.6%は現金以外での支払いがおこなわれていることになります。対してキャッシュレス化がなかなか進まない日本は20.0%。およそ14倍スウェーデンの方がキャッシュレス化が進んでいる計算になります。

それを後押ししているのが、2つのアプリです。

一つは銀行のアプリ。このアプリを使うとカード残高はもちろんのこと、そのカードの支払い内容(いつ・どの店で・いくらか)と、カテゴリー(交際費・食費・洋服・納税など)が自動で集計されます。

もう一つはスウィッシュ(Swish)というアプリ。このアプリと銀行口座を連動しておくことで、送金や支払いをアプリで簡単に行うことができます。友達間での割り勘なんかもこのアプリが活躍してくれます。

こういったアプリの浸透もあり、スウェーデンではほとんどの人が現金を持ち歩きません。一般的にはカード支払いで、日本でいうデビットカードのようなものがあります。利用の翌月でなく、その日・タイミング毎に支払いができます。

唯一現金が無くて困るのは、町の有料トイレ(1回10krくらい)を利用するときくらいです。

部屋の中は常に温かい

移住前は寒い冬を越すためどれだけ服を持っていこうかあれこれ悩んだものです。

ただ実際スウェーデンの家の中やアパート内は温かく快適です。部屋の温度は昼夜問わず、また季節を問わず常に20℃くらいになっています。

というのもエレメントと呼ばれる中にお湯が通る暖房器具が部屋の窓際・バスルームなど各所にあり、室内の温度調整をしてくれます。

こちらがそのエレメント。アパートであればエレメントは集中管理されていて、寒くなると付き、暑くなると消えますので自分んで入り切りする必要はありません。

このエレメントのおかげで冬であっても部屋の中やレストランなどは薄着で過ごせます。そのため、冬でも厚手の上着が一枚あれば、中は軽い服装で大丈夫です。

お酒とゴディスは金・土のみ

スウェーデン人はお酒とゴディスは金・土のみと教わっています。スウェーデンでは一般的に平日にお酒を飲む習慣はなく、お酒を飲むのは休み前の日である金曜日や土曜日の夜と言われます。

じゃあスウェーデン人はあまり飲み会しないの?と思うかもしれませんが、飲む頻度が少ないだけでスウェーデン人はお酒が大好きです!パーティのときなど本当によく飲みます。そしてやっぱりアルコールに強い!度数の高いお酒を女性も平気で飲みます。

またゴディスという量り売りのお菓子はスウェーデンで老若男女問わず愛されています。キャンディーやチョコレートなど一口サイズのお菓子の総称です。ゴディス専門店もありますし、スーパーにもゴティスコーナーが必ずあります。

写真はスーパーのゴディスコーナーです。

「お酒とゴディスは金・土のみ」の風潮は質素倹約なスウェーデン人が食べ過ぎないようにするための工夫なのかもしれません。

洗濯機は共用で予約制

都心であれば多くの人はアパートに住んでいます。かくいう私もアパートに住んでいますが、スウェーデンのアパートの多くは共同の洗濯ルームがあり、洗濯機や乾燥機が共用になっています。

洗濯ルームの前には日にちと時間が書かれたボードがあるので、そこで事前に予約して利用します。スウェーデンでは1週間分をまとめて洗濯してしまうのが普通です。

アパートによっては自分の部屋に洗濯機を買って設置することもできます。ただ洗濯ルームにはなかなか強力な洗濯機と乾燥機が置いてあります。自分で買うよりもずいぶんコスパが良く、私はこのシステムが嫌いではありません。

まとめ

住んでみて知ったスウェーデン独自の生活スタイルはいかがだったでしょうか。日本とのギャップを楽しみながら、また新たな発見があればご紹介していきたいと思います。

 
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